コーヒーをよく飲むという方は世の中に数え切れないほどいると思いますが、カフェラテとカフェオレの違いを知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回は、カフェラテとカフェオレの違いについて、味わいや作り方の違い、言葉の起源などの視点から、徹底解説していきます。
この記事を読めば、カフェラテとカフェオレの違いをバッチリ理解出来ること間違いなし！
【1.カフェラテとカフェオレ】
1-1.カフェラテについて
カフェラテとは、エスプレッソに牛乳
（ミルク）を加えたものです。
語源はイタリア語で、 「カフェ・ラッテ｣で、意味はコーヒー牛乳。
実際の発音に近づけて文字に起こすと、
「カッフェ・ラッテ」や「カッフェ・エ・ラッテ」となり、「カフェ｣はコーヒー、「ラッテ｣がミルクのことを意味しています。
カフェラテに使用される、エスプレッソは深煎りのコーヒー豆を使うことが多いため、苦み深い味わいです。
また、ミルクとエスプレッソの割合は4:1です。
1-2.カフェオレについて
カフェオレとは、フランスで好まれるコーヒーの飲み方です。
フレンチローストなど深めの焙煎豆で抽出したドリップコーヒーと温めたミルクを同量で合わせたフランス生まれの飲み方。
「カフェ・オ・レ」とも言われ、 「オ・レ」とは、英語でいう"with milk"の意味。
また、ミルクとドリップコーヒーの割合は、1:1です。
1-3.カフェラテとカフェオレの違い
カフェラテとカフェオレには、語源や親しまれている場所がイタリアかフランスかという違いがあります。
また、どちらもコーヒーにミルクを加えて作られますが、コーヒーの種類が異なり、カフェラテはエスプレッソ、カフェオレはドリップコーヒーを使用します。
そのため、コーヒーの焙煎の具合が異なり、カフェラテは苦味深い味わい、カフェオレはカフェラテに比べて苦味が少なく、甘めな味わいとなっています。
その他にも、カフェラテにはカフェオレよりも多くミルクが使用されているという違いもあります。
【2.カフェオレとコーヒー牛乳の違い】
ここまで、カフェラテとカフェオレの違いについてお伝えしましたが、ここからは老若男女問わず人気なコーヒー牛乳とカフェオレの違いについてお伝えします。
2-1.コーヒー牛乳とは
コーヒー牛乳は、牛乳などの乳製品にコーヒーおよび砂糖などで味付けした飲料の通称です。
コーヒー牛乳には厳密なミルクとコーヒーの割合というものは存在しませんが、カフェオレやカフェラテと同じように、「ミルク入りコーヒー」と呼ぶことができます。
2-2.コーヒー牛乳とカフェオレの違い
それでは、コーヒー牛乳とカフェオレは一体何が異なるのでしょうか。
それは、コーヒーとミルクの割合の違いにあります。
カフェオレは、先述のように、ドリップコーヒーとミルクを1:1で混ぜて作ります。
しかし、コーヒー牛乳は、主に子供に親しまれていふ飲みやすい飲み物ということもあり、コーヒーよりミルク感が強く、コーヒーの風味はカフェオレより弱いと言えます。
ちなみに、コーヒー牛乳は一般的に親しまれている呼び方ですが、商品を売る時には「コーヒー牛乳」という名称を使うことはできません。
⤴︎︎︎雪印メグミルク様より
そのため、現在は「ミルクコーヒー｣などの名称で商品が販売されています。
【3.まとめ】
この記事では、カフェラテとカフェオレの違い、カフェオレとコーヒー牛乳の違いについて、味わいや作り方の違い、言葉の起源などの観点から分かりやすくお伝えしました。
カフェラテとカフェオレ、カフェオレとコーヒー牛乳の主な違いは、発祥国やミルクの割合、コーヒーの種類ということが分かりました。
みなさんも、コーヒーを飲む際にはこの違いを覚えておいて、ちょっとした豆知識として一緒に飲んでいる人に教えてみてくださいね！
最後までご覧下さり、ありがとうございました✨️
